育成地区おける農の風景を保全及び育成するための方針

目標

都市農地の多面的機能を地域住民が享受し、農の風景を身近な生活の中で 活用することを通して、生きた農と共存できるまちの魅力を高める。

取組方針

農業者・区民等の取組の方針

  • 農の風景や都市農地の情報発信
  • 農業者や地元住民、商店会等と協力し、農の風景、直売所やお店などを巡る安全に歩ける散策ルートづくりやルートマップを配布する。
  • 地区に魅力的なスポットやイベントを増やす。
  • 地区祭などの地元イベントにおいて、都市農業の情報発信を広く区内外に向けて行う。
  • 農業者と地域住民との交流
  • 地域住民や商店へ地元農産物を提供する直売を推進する。
  • ブルーベリー等の観光農園や体験農園の開設を推進する。
  • 近隣の商店や飲食店と協力して、地元農産物を使った商品の開発や PR をする。
  • 地域でのマルシェを開催する。
  • 農の風景を活かした地域コミュニティの醸成
  • 災害時を想定した農地での防災訓練を開催する。
  • 農地や樹林地、農産物を活用した講座等を開催する。(料理教室、高齢者の健康づくり、落ち葉祭りなど)
  • 地元農産物を活かした食育・地域学習
  • 周辺の小学校、幼稚園、保育園、福祉施設等による農業体験を実施する。
  • 小学校等給食への地元農産物の供給を促進する。

区の取組の方針

  • 農の風景の維持・保全
  • 生産緑地の貸借制度を活用して営農継続が難しい農地は、営農意欲のある地区内農業者へ斡旋し、農地保全を図る。
  • 田園住居地域や新たな農地保全制度の研究・シミュレーションを行い、都市計画制度を活用した農地保全の検討を進める。
  • 地域でみどりを守り育てる取組
  • 落ち葉清掃など個人のみどりを地域で育てる取組を推進する。